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鼻をさすりながら鼻血が出てないか確認します。
もちろん、身体が常強化なため無傷です。
透明な壁は、押しても、叩いてもびくともしません。
まもなく、透明な壁に紫色の文字が浮かび上がりました。
そこには、[C]とかかれていました。
続いて、ドアのぶが浮き出てきました。
俺はドアのぶを右に回し、外側に引く。
この動作はあっていたらしく、ドアはすんなりとひらいた。
中は向こう側から光がさしているため見えない。
眩しさに薄目を開けながら、俺達は部屋に入りドアを閉める。
ドアはゆっくりと霧が散布するように消え去った。
とここで光が止み、部屋全体の情景が目に映る。
白タイルばりの床が広がり、白い壁、黒い天井の他、何もない部屋だった。
前方には白いカーテンがかけられていて、敵のシルエットが見られる。
シルエットは一つで、割と同じくらいの背丈である。
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