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……
言わんこっちゃないか……
緊張と疲労の中、この男は必死に私についてきていたのだろう。そして今緊張の糸が緩み、一気に睡魔に呑まれてしまった。
この男も今は列記とした人間だと実感した。
こうして前だけ見て進む私達にゴールはあるのかな?……
と考えてしまった。逃げて倒して、また逃げて……終わりのないこの逃走をどこまで行けば、私は眠れるんだ?……
……
気配が近寄って来るのは見なくてもわかる。私達を捕らえるために来た人間。
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