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京の都
江戸とは違い誰も彼もがお上品そう
如月珠稀は暇そうに歩っていた。
正直……此処で何をしょう。
絶対に吉原…じゃなくて島原はパス
酔っぱらいの男を接待しないといけない理由が分からないから。
珠稀
「住み込みで働けるとk」
私の目の前でスリが起きた。
スラれた男は気付いていないらしく、私の横を通り過ぎる。
京の都は物騒だな~
見て見ぬふりでもよかったが、ダメじゃない?と思いスッた男に近付く。
ぶつかったら、きっとイチャモンをつけられると考えスレスレで通る。
スッた男は気付かないだろ…。
私は身を翻し、スラれた可哀想な男の元へ向かう
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