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だから、あなたが友達経由で電話くれた時
すごく、すごく嬉しかった
「俺、誰か分かる?」
って…すぐに分かったんだよ?
でも、そんな自分を知られたくなくて
「分からないよ」
って、私は笑った…
私、あなたをどんどん好きになっていった
当時、彼氏が居たけどね
あなたが結婚してるの知ってたけどね
もしあなたが離婚して私を選んでくれたら…
本気、だったんだよ?
ふざけたフリして
軽いノリで
「奥さんと別れないの?」
なんて言ってたのは
本気だったんだよ?
彼氏とはウマくいってなかった
でも、あなたをどんどん好きになっていくのが怖かった
あなたを好きになって
あなたには帰る場所があって
ソレを考えると
気が狂いそうになって
そんな私をあなたには知られたくなくて
他のオトコと寝たり
それをあなたに話したり
わざとに素っ気ないメールしたり
私にはあなただけじゃないんだから
って、あなたにハマっていく私を
必死に隠した
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