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まずい、まずいまずいまずいまずいまずい、遅刻するー!
そう思いながら学校に向かって走っているといつの間にか光が通っている中学校『紗紗波学園中等部』にいつの間にか到着していた。
「や、やっと。やっと学校についた~。」
光がそう言っているとメガネをかけて、スーツを着た二十代の位の女性が光に話しかけてきた。
「おっ、石井じゃないか。珍しいな、お前が遅刻ギリギリなんて。早く教室に行かないとマジで遅刻するぞ?」
「あっ、そうだった!星坂先生、失礼します。」
彼女の名前は星坂雪華。星坂は光が所属しているクラスの担任の先生である。星坂は見た目と性格が真逆な人物で、見た目は赤い縁のメガネにスーツでいかにもエリート会社員の様に見える。しかし、性格は見た目を百八十度変えた様なもので、男勝りなのだ。普通の女性には出来ないであろう事を簡単にやってのけてしまう。しかも彼女は、星坂グループ会長・星坂悠の一人娘なのだから驚きだ。
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