第1章

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思い出してみると、なかなかのお嬢様ぽかった。てかお嬢様なんだろう… 「私はシャルアナ・アスメリスタ、15番ですわ。168の52でB型の火系使いでして、私とパーティーを組みたいのなら、声をかけて下さいな」 「ボクは7番、風魅刀亜(カザミトウア)。ボクはシャルアナお嬢様の付き人ですので、よろしくお願いいたします」 …てなかんじだったんだよな…。シャルアナは金髪のウェーブがかったロングでいて、顔もえらくキレイに整っていた。 ホント胸もかなり日本人離れしていて、見とれてしまう程だった。 それだけでなく体重まで自ら言う女子は初めてでかなりの自信がうかがえる。 そんなシャルアナを見ていると胸はそこそこあるがそこまで大きくない妹により、椅子を蹴られ軽くビビってしまう昂斗。 風魅の方は肩まで届きそうな、男子にしては長い髪をしていて、自己紹介中は女子が黄色い声をあげる。 しかし、前髪も長いせいではっきりとは見えなかったが傷があった気がした…それも目に。 ただ気づいたのは昂斗だけのようだった。 そのあともテンションの上がったまま、2番まで来た。2番は瑠璃だ。 昂斗が願うのは誰もあの質問をしないことだ。 さっきからずっと質問タイムが作られている。 (誰も聞くなよ…絶対!)
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