第2章

6/18

3人が本棚に入れています
本棚に追加
/97ページ
「堅いから、緩めていこう。あと、今日はこれから部活紹介をする予定だからね。勝手に帰ったらダメだからね。」 それだけ言うとさっさと出ていく。 みんなは一気にだらけだすが、昂斗と瑠璃はちょっとした遊びをし始める。 何か? 二人でしかできないものだよ。 わからない? 答えは…マジックチェス これのルールは普通のチェスと変わらない。 ただ動かすときに、魔力を使うというだけなのだ。 それにこのチェスには魔力抵抗を付加でき、簡単な訓練が出来る。 まあ、今までに昂斗が瑠璃に勝てたことなど無いのだけれど… …この二人はこれに限っては敵同士になる。 コツ… たった今、最後の手を打たれチェックメイト。 またもや昂斗の負けだ。 終わると同時に、辰未子が入り、廊下に並ぶよう指示をだす。 昂斗たちが廊下に並ぶと、これからの行動を説明してくれる。 「これから、高等部の講堂である第二講堂に行くよ。そこで各部の紹介やアピールをして、君たちは気に入ったり、気になった部活を見て回ってくる…最後はこの教室で解散だから、終わったらここに戻ること。あと、この学園では部に入ることは規定事項だから忘れないで。」 そこまでを一気に説明し終えると、歩き始める。
/97ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加