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「堅いから、緩めていこう。あと、今日はこれから部活紹介をする予定だからね。勝手に帰ったらダメだからね。」
それだけ言うとさっさと出ていく。
みんなは一気にだらけだすが、昂斗と瑠璃はちょっとした遊びをし始める。
何か?
二人でしかできないものだよ。
わからない?
答えは…マジックチェス
これのルールは普通のチェスと変わらない。
ただ動かすときに、魔力を使うというだけなのだ。
それにこのチェスには魔力抵抗を付加でき、簡単な訓練が出来る。
まあ、今までに昂斗が瑠璃に勝てたことなど無いのだけれど…
…この二人はこれに限っては敵同士になる。
コツ…
たった今、最後の手を打たれチェックメイト。
またもや昂斗の負けだ。
終わると同時に、辰未子が入り、廊下に並ぶよう指示をだす。
昂斗たちが廊下に並ぶと、これからの行動を説明してくれる。
「これから、高等部の講堂である第二講堂に行くよ。そこで各部の紹介やアピールをして、君たちは気に入ったり、気になった部活を見て回ってくる…最後はこの教室で解散だから、終わったらここに戻ること。あと、この学園では部に入ることは規定事項だから忘れないで。」
そこまでを一気に説明し終えると、歩き始める。
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