第3章

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そして予定の変更により、基礎魔法の授業が始まった。 ?、さっき質問していのは誰かって? もちろん!! 渡辺君だよ! 回りの人が言わせてたみたいだけどね。 そのまま一限目が始まり、早速、基礎授業だ。 世界には六大属性がある。 火、水、雷、地、風、金。 この六つであり、相性もある。 火→風→金→地→雷→水→火。 とサークル状になっており、→の先に有効であることが示されている。 また、この六大属性の上にまだ二つある。 それらは二天属性と呼ばれている。 海と空である。 海とは、守ることにかけての能力が高く、何かモノを創り出す能力も合わせ持つ。 空、こちらの能力は空間を削り取る能力があるが燃費が悪い。 もう一つの能力は、モノへの付加。 これは六属性も出来るのだが、空の場合は少し違い付加させたい属性を付加した上でモノの姿さえ変えてしまう。 ……そんな基礎を話しているが、皆、知っている者以外は真剣にノートを取っている。 取っていないのなんて、シャルアナさんと風魅と瀧本と瑠璃だけだ。 俺は真剣に写している最中だよ。 瑠璃と違って頭は良くないんだよ………。 やっと終わり、休み時間になる。 すると、瑠璃が昂斗の前に出てきて得意気に微笑みを向けてくる。 「なにさ…」
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