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一「う~ん」
一護は、塀の上で唸っていた。どう帰ろうか…まず帰れるのか…⁉いろんな心配事が頭のなかでグルグル回っている。
?「おい」
一護は、後ろから声をかけられ、振り向いた。
そこには片目怪我をして、図体がでかく、今にも飛び掛かってきそうなぶち猫がいた。
一「何だよ⁉」
?「お前、ここの者じゃねぇな⁉飼い猫か⁉新入りか⁉」
ぶち猫はゆっくり一護に近づいてきた。
?「まぁいい、俺と勝負しろ❗❗」
ぶち猫は、飛びかかってきた。一護はあわてて避けたが、塀から落ちかけた。
一「うわぁぁ❗」
塀にしがみついてどうにか登ろうと頑張ったが、ぶち猫が立ち塞がる。
?「ケッつまんねぇ」
ぶち猫は腕を振り上げる。
一「…ッ」
一護は、覚悟した。しかし目の前に黒い影が通りすぎた…。
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