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?「うおっ❗⁉」
?「よう、剣何してんだ⁉」
一護は目を開く。そこには白猫がいた。白猫は、ぶち猫と何か話していた。ふと一護は、首の後ろに痛みが走った。そんなに痛いわけではない。
辺りがすっかり暗くなっていて気づかなかったが、自分の首の後ろをくわえている黒猫がいた。そいつにゆっくり引っ張ってもらい、塀に上る。
?「大丈夫か⁉」
黒猫が一護に聞く。
一「ああ、ありがとな」
一護は、頭を下げる。
?「おい、お前飼い猫か⁉迷子なのか⁉」
白猫に聞かれ、一護は、顔をあげる。ぶち猫は、もういなかった。
しかし一護は、返答に困った。
一(う、う~ん迷子っちゃ迷子だが、飼い猫じゃないな)
白猫は蒼色の目をしていて、黒猫は翡翠色の目をしていた。
白猫は、蒼い目を光らせ、
リ「まぁいい、理由は聞かねぇ、俺の名前はリム」
ル「俺はルキだ」
一「俺はくろ…じゃなかった、一護だ」
一護は本能で名字から言わなくていいと思った。
リ「いちごか、雌か⁉」
リムは、一護を見て言う。
一「男だ❗[★]」
リ「冗談だ、冗談」
リムは、笑って危うく塀から落ちかけた。
ル「お前、行くところが無いなら俺達と来るか⁉」
ルキがすっかり暗くなった周りを見わたして言う。
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