初めまして。そして…

～始まり～

男は晴華が何の返答をしないのを見て、小さく溜息を着いた。

溜息を着いた男を再度、見上げる。

銀の髪に―…金の瞳。

どちらも人間離れしていた。

顔立ちも見惚れてしまうくらいに―

「綺麗…。」

晴華が内心で思っていた事をポツリと呟いたのを男が気付いたのか、ゆっくりと晴華の頬に白くて綺麗な手を伸ばそうとした。

「瑠威！」

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