小学生、中学生の頃の話

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うちがまだ小学生や中学生の頃の話。 多分、これを読んでいる読者には信じて貰えないかもしれないが、その頃は神様を信じられなかった。 理由は簡単。 神様を見たことなかったから。 もし、いるのならば、世の中のイジメや戦争なんか無いって思っていたから。 事故や病気で悲しい思いをする人なんて存在しないはずだから。人が不幸に感じないような世の中になってるはずだと思っていたから。 少なくとも、私はそう考えていた。 意外と現実主義なんだよね。実は。 ただ、私は幽霊とか、たまたま見えていたから、そう言った物を否定はしない。 …と言うか、出来ない。 だって見えてしまっているから。 だから、尚更神様は居ないって思っていた。 自分が見たことなかったから。
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