第3章 -急増する犠牲者-

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「…………」 今の状況を思い出した俺は、早速、制服に着替えた。 一刻も早く学校に行きたい。 そして、一刻も早く楓を奥田から引き離したい。 その想いが次第に強くなり、居ても立っても居られなくなった俺は、制服に着替えた後、母さんが作っておいてくれた朝食も食べずに、家を出た。 そして自転車に乗り、学校へ向かった――――
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