不良女と転校生

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私の名前は瀬川 雅。 高校1年だ。 根は真面目であるが、地毛が割りと明るいために学校では不良のレッテルを貼られている。 そのため話したいのにあまり人と話すことができないまま過ごしてきた。 そんな年明けのある日、転校生が来た。 大した特徴のない男子生徒である。 自己紹介の時に何故かチラチラとこっちを見ていたが気のせいだろう。 休み時間に入り当然のように質問攻めにあっている。 私も混ざりたいが混ざれるわけがないので、机に突っ伏したままボーッと外を眺めていた。
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