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金色の髪をした青年は大きな溜め息を着いた
「あぁ〰 いつまでこんな事してんだ俺は …かっこ悪りぃ…」
金髪の青年弌叉は 何度か訪れたお寺のお堂の前に立ち 誰もいない隣を見つめ呟く
弌「ここに来たってあいつはいないんだ…」
いつの間にか足を運んでいたこのお寺は 弌叉がいつも付けている髪飾りをくれた彼女…夏都とはじめて会った思い出の場所-
弌「夏都…」
思い出に耽っていた弌叉がふと本堂の方を見ると 1人の坊主が沢山の女性に囲まれていた
が特に興味が無いし 巻き込まれるのも面倒なので 今日はそのまま帰る事にした
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一方弌叉を見付けたその坊主は 不敵な笑みを浮かべていた
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