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久しぶりに
たけるの本音を聞いて
俺と同じ事を感じてたから
びっくりした。
たけるが隣に居らん。
そんな時に感じる
この不思議な淋しい気持ち。
俺はたけるのDVDを見た時に
めちゃくちゃ感じんねん。
例えば、
スタジオでスタッフと談笑中とか
ステージを土台から作ってる時の
素の笑顔を見る度に
不思議で淋しく感じてる。
何でこの笑顔を向ける相手が
俺やないんや、
何でこの笑顔のたけるの隣に
俺が居らんのやって。
でも、
俺の隣にたけるが居なくても
たけるの隣に俺が居らんくても
俺達は不思議な絆で結ばれてる。
そう信じてる。
或る日突然、
社長に引き合わされて
ほんまに不思議な縁を結ばれた。
結ばれた大切な縁を絆に変えて
どんどん深めて行きたい。
「きら。」
「ん?」
「縁を結った相手が
きらで良かった。
社長に感謝せなあかんな。」
「そやな。でも感謝する前に
もっと絆を深めよか?」
「え?」
「えーやろ?」
「んふ、もう目一杯深いけど。」
「たける?」
「もっともっとやな。」
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