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ツカサ-side
まさか、
タケル君とキラ君が
ここまで話して下さるとは
思ってもいなかった。
お二人には
とっても勇気が要る事だろうに。
・・・・・・・・・・・・・・・
僕も逃げてばかりじゃいけない。
ちゃんとヒロアキと話し合おう。
「・・・やから、どっちの立場も
経験してよかったと俺は思う。」
「そやな。
どっちの立場も経験したから
反対の立場になった時に
より一層たけるの身体の事を
思いやれるようになったわ。」
「そうですか。」
ヒロアキがお二人のお話に
深く頷いてる。
よしっ!
「あ、あの!」
「えっ?」
「ツカサ?」
「どないしてん?」
(苦笑)ずっと黙ってたから
声の調節が出来て無かった。
「あのね、ヒロアキ。」
「何?何でも言って!」
「僕は本当にヒロアキを
す、す、好きだから
受け入れようと思ったんだよ。」
「うん。
とても嬉しかった。」
「受け入れようと思ったんだけど
・・・途中からヒロアキが
・・・・怖かった。」
「途中から僕が怖かった?
何で?
僕、何か気に障る事したの?」
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