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T-side
(苦笑)サワキの顔。
嫌われてないって安心して
当分抱かれたくないって
びっくり、イヤ、がっかりかな。
「んふふ、後は二人で
話し合ったらえーやん。
ツカサ、もう大丈夫やな?」
「はい。」
「よかったな。」
「はい。
ありがとうございました。」
「「ああっ!」」
ツカサが俺に抱き付いたから
サワキだけやのうて
きらまで声を上げた。
「あ・・、
キラ君、ごめんなさい。」
「(苦笑)まあ、えーわ。
サワキもセーフにしたり。」
「(苦笑)はい。」
んふふ、はい、一件落着。
「(皆、黙っててや?)」
「(はい?)」
俺は静かにリビングの扉に近付き
サッと扉を開けた。
「痛てっ!」
案の定ノンちゃんがバランスを
崩して転げこんで来た。
「ノンちゃん、お帰りなさい。
お土産はプリンかな?」
「ひゃはは。
お前、盗み聞きしてたんやろ?」
「盗み聞きなんてしてねーよ!
中に入れなくてタイミングを
待ってただけだよ。」
「んふふ、待っててくれたんや。
で、プリンは?」
「プ、プリン?」
たけちゃん?
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