真夏の夜の宴

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  サワキ-side (苦笑)言うんじゃ無かった。 キラくーーーん! ボクが生意気に忠告して すみませんでした。 だから、もう絡まないで下さい。 ツカサから聞いてた通りに お二人が揃うといちゃつきが 半端ない。 年越しライブの時のように 事務所のユニット大集合の時とは 全然違って空気が甘い。 タケル君もニコニコと とってもご機嫌な様子。 「サワキ。」 「はい?」 背後から急に大先輩に呼ばれて 振り向くとイタズラっぽく笑って 耳を引っ張られた。 「アフターライブの時、 俺は私服に着替えてから出る。 だから歌はキラ達とお前で 時間稼ぎしててくれよ。」 「はい。キラ君達に伝えます。」 「伝えちゃダメだよ。 あいつ等を慌てさせたいんだ。」 「解りました。」 この大先輩は本当にイタズラが 大好きなんだよね(苦笑) でも、伝えなくて キラ君達が困ったかと言うと 逆に楽しんでおられる。 タケル君が大先輩の歌を真似ると キラ君は 「たける大先輩! たける大先輩!」 って嬉しそうに囃し立ててる。 本当に参りました。    
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