真夏の夜の宴

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  K-side ほんまにたけるは律儀や(苦笑) 去年、俺がポロッと溢したら 今年も改めての誕生日パーティー してくれるつもりやったとは。 サワキの誘いに躊躇うから おかしいと思ったんやけど まさか俺のためやったなんてな。 ほんまは二人っきりがベスト。 そやけどツカサとサワキなら 俺がたけるに何をしようが スルーしよるからえーか(笑) 「きら。 乾杯のドリンクは何がえー?」 「乾杯のドリンク? 赤ワインか・・・・・・・・、 いや、シャンパンにしよ。」 「ワインセラーから 勝手に選んでえーの?」 「あ、俺が選ぶ。」 ワインセラーには色んな方々から もらったワインがあるから たけるはいつも聞いてくれる。 ちょっとえーシャンパンは・・。 「これがえーな。」 俺が選んでる間に たけるがシャンパンを冷やす用に 氷を入れた金属製の容器を 準備してある。 「先ずはケーキのキャンドルを 吹き消してもらおか。」 「僕が点けます。 ヒロアキ、手伝えよ。」 「あ、うん。」 ひゃはは。 サワキ達も“かかあ天下”や。    
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