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サワキ-side
タケル君と居るキラ君は
本当にリラックスして嬉しそう。
タケル君も全然見ていなそうで
キラ君のお世話は的確なんだ。
何で判るんだろ?
「(ヒロアキ。)」
「え、呼んだ?」
ツカサに呼ばれた気がして
ツカサを見たら苦笑い?
>> >> >>
ん?
「すみません。
ちょっと失礼します。」
スマホがバイブしたので
僕はリビングから廊下に出て
画面を見た。
from ツカサ?
あれ?
“飲み過ぎるなよ。
適当な時間になったら
合図するから帰ろう。”
何でわざわざメールで?
直接言えばいいじゃないか。
「どないしたん?」
「え?」
僕が腑に落ちない面持ちで
スマホを睨んでいたら
タケル君がリビングのドア越しに
聞いて下さった。
「あ、いえ。
仕事の連絡でした。」
「そうなん?
ケーキカットするから
早くおいで。」
「はい。」
何でかよく判らないけど
合図してくれるっていうんだから
それまでは普通にしてて
いいんだよね?
そう考えてリビングに戻った。
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