家庭の事情

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「ただいま…」 真夜が帰ると、真夜の母が血相を変えて、走ってきた 「あんたっ!なにやってたの?こんなに暗くなるまで…」 とはいってもまだ5時 冬だから暗いだけなのだ 「まだ5時よ?しかも冬だから…」 真夜がいうと、 パシーン と音がした。 真夜は、頬が熱くなり、痛みを感じた 「言い訳しないのっ」 「お母…」 「あとあの…相澤さんとは絡まないでちょうだいっ」 「なんで…」 「あの家庭はね、父親がいないの。そういう子は不良なの」 真夜の母は令嬢で、家の中で育ったせいが、間違った教育をされていた
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