理解

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すると インターホンが鳴った そこには愛実がいた 「愛実ちゃん…ごめんなさい…風邪引いてしまったの」 「大丈夫?」 「たぶん…だから先に行ってて」 「じゃああとでお見舞いにくるよ」 「本当に?ありがとう…」 「うん!だって友達だもん!じゃ、あとで」 バタン 扉が閉まる 真夜の目からは無性に涙が溢れてくる 愛実の言葉がどれだけ彼女を救ったか それははかりしれないほどだろう
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