運命

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だけど代わりに他の質問をいっぱいした。 優くんを始めて見たのは2日前で、わたしは優くんについて何も知らなかったから。 「優くんは、何歳なの?」 「今年で16」 「じゃあ2こ上だ!」 「なに、おまえ14なの?まだまだガキじゃん」 「ガキじゃないもん。あ、優くん彼女さんいたりしますか?」 「いねーよ…つか興味ねーし」 優くんはめんどくさそうに答えた。 「ふーん。じゃあ次に病院に来る日はいつ?」 「秘密」 「なんでー?」 「おまえ、待ち伏せする気だろ」 「教えてくんないなら、毎日待ち伏せするよ」 「……3日後」 「わかった!じゃあ、また3日後ね。ばいばーい」 わたしは優くんに手を振って病室に戻った。 優くんはやっぱり優しい。 わたしが毎日待ち伏せすると言ったから、きっと体調を心配して教えてくれたんだよね。 早く3日たたないかな…。 わたしはそのまま眠ってしまった。
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