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体が痺れる。
心の臓がバクバクと今までに感じたことのない感覚に襲われている。
「こんなに体、震えちまって…そんなに気持ちいいのか?」
指を首筋から胸へと滑らせると、服の上からつんっと立っている小さな頂に爪を立ててカリッと引っ掻いた。
「ああっ…!…ぁ…」
甲高い声を出してしまい、自分でも驚いてしまった。
慌てて口元を手で覆い、政宗殿を自分から引きはがした。
「…お戯れは…それくらいにしてくだされ…体が、持ちませぬ…」
息を切らせながら途切れ途切れに喋ると、政宗殿はぎゅうっと某を抱きしめた。
「sorry、度が過ぎたな。つい、アンタがcuteな反応するもんだから…歯止めが利かなくなっちまった。」
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