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「では、今月号の特集はこれで決まりね。あと、明日から休みに入るので、みんな宜しくぅ。」
そして、急いで片付けして、杏莉はエレベーターに乗った。
「社長！お久しぶりです。」
杏莉は社長のお気に入りだ。
「ああ、久しぶりだな。元気にしているか。」
社長は昔、杏莉に少しだけ気があった。
「はい、元気です。
あっ、私二階なのでこれで失礼します。」
お辞儀をして、杏莉は足早に外へ向かった。
そこには、和哉の車が停めてあった。
「お疲れ様！」
和哉は結婚前から毎日、杏莉を迎えに来てた。
「うん、荷造りが有るから早く帰ろっ。」
そして、和哉はすぐ車を出した。
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