始まりの日
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階段を駆け降り、一階のリビングへ。 良い匂いがする…。 「あら、海斗。 ほら時間ないんでしょ? パン焼いていたわよ♪」 「もしかして母さん、俺が寝坊すること計算済み…?」 「だっていつものことでしょ?」 わかってるなら初日くらい起こしてくれよ… 海斗はパンを口にくわえ、家を出た。
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