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不思議な空間だった。 光のさす場所はどこにもないのに、真っ暗な空間の中で、その空間にある物が一体何なのかわかる。椅子に座っている自分、机、相対している誰か。 そして、一つの拳銃。 これが何を意味するのか、それを自分は無意識に理解出来ていた。 自分は何も考えずに拳銃を手にとり、リボルバーを回し、頭に押し付ける。 指に力を込め、引き金を引く。 死ぬのは、怖い。 だけど、今は不思議と、怖くはなかった。
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