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「ありがとね～ 子供の人数が多いからすぐに食材切れちゃって」
紙袋をテーブルの上に置き、中のパンやらハムやらを出していく
ちなみにフューナは結婚などしていない ここは孤児院なのだ フューナは身寄りのない子供を引き取り、育てていた
だからフューナの優しい性格のせいからかどんどん子供が増えていき、今は２０人程いる
ミルクしか飲めない赤ちゃんからテオよりも年上で、働きに出た者までフューナは育てていた その働きに出た者達の恩返しでフューナは生計を立てている
「おう、テオ お帰り」
階段からもう一人、ゴツい体をした男が降りてきた
「あ、ルドさん 来てたんですか」
男の名前はルド テオに剣術や魔法の基礎を教えている
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