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｢青木ー粟井ー｣
いつものように
担任のﾁｬｯﾋﾟｰこと山岸裕也が出席をとる
｢小西ー神田ー｣
｢はい｣
｢ん～｣
あ、また始まった。
｢佐伯ー神田ー｣
｢んー｣
｢佐々木ー神田ー｣
｢はい｣
｢んー…っせぇな。｣
私の隣の席で寝ている
神田千秋は顔はまぁまぁｲｹﾒてる。
なのにこの性格。
もったいない。
｢湯浅ー吉岡ー｣
あきらめたのか
とりあえず進めて吉岡君まで行くと問題児に戻る。
｢神田ー神田ー｣
｢んー。｣
もう先生が惨めに見える。
｢佐々木。｣
｢はい?｣
とか思ってると名前を呼ばれた。
｢神田を起こせ。｣
｢はい。｣
いつも通り。
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