夢模様1

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「未来。 白紙はまずいでしょ」 うーんと紙を見つめて思い付いた。 「私頑張って数学ん時やるからいいし!」 2時間目の理科の前は数学。 算数の時点で見失って 授業真面目に受けてもわからないから 宿題やるにはうってつけの教科。 良かった~ 「お前そんなんもやってねぇんだ。」 横から馬鹿にしたような声がかかった。 「あ、神田起きたんだ~」 「おー。 なぁ、佐々木。 プリントうつさせてやろうか?」 神田は腕を伸ばしながら何か企んで吹っかけてくる。 その手にはのらねぇぞ馬鹿。 「職員室に行け。 桃花ぁー昨日の空色見た~???」 私は一言だけ言うと 大好きな連ドラについて桃花と話そうとする。 「見た見た。 凛君超かっこよかったぁ!!」 「だよね!!!あの台詞やばくない??えっと~」 どこだっけなぁ~ 「もしかして 凛君が空ちゃんを抱きしめて 言ったとこ?」 「それ!!! なんだっけ!?あ!側「側にいろよ。 俺空が居れば何もいらねぇ。」 隣をみれば勝ち誇った様に笑う神田。 私は本当にこいつがきらいだ。何かとこんな風にちょっかい出してくる。 「神田。最低。キモい。ウザい。 台詞が台なし。 早く職員室行け。ハゲろ。」 私は思った事を率直に言った。 「まぁた始まった。」 桃花は呆れてるけど気にしない。 「な!? うるせぇよ。 男は大人になったら拒否権なくハゲんだよ。」 特に神田は早く ハゲ散らかした頭で登校拒否れ。 「神田は10代でハゲて カツラデビューして笑われろ。 そして早く職員室行け。」 「俺ハゲたらスキンヘッドにするし。やだ。」 なんで職員室嫌がんのよ。 「早く職員室行けハゲ。」 私が暮会ん時チャッピーに絡まれるから早く行けよ。 「ハゲてねぇし。 ほら見えるか? 髪だよ髪。 毛ですよ佐々木さん。」 「見えるし、意味わからんし。」 .
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