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僕と兄上様は、席に座り手を合わせて頂きますをした。
そして、僕はパンにかじりついた。
速斗「あ、そうだ。兎癸…、最近学校ではどうだ?楽しいか?」
父上が、心配そうに聞いてきたのでにっこり笑って返事を返した。
兎癸「凄く楽しいですよ。皆、良い人ですし。」ニコリ
父上「それなら、良かったよ。一時は、男子校行くってなってものすごい心配したからな。」
嘉夜「そうだよ?僕なんか猛反対だったんだよ。
あんな狼達がいるところに、放りこんだらどうなるかと心配したんだよ。」
そうなんだ……、僕が通っている“哲錦火学園”というところは、男子校なんだ………。
兄上様は、猛反対で父上も反対してたので母上はそれを見かねてため息を吐きながら、“別にいいんじゃないかしら。好きなようにやらせてあげて”と言ってくれた。
僕はというと、男子校でも良いと思っていた。何故なら友達を作りたかったから……………………………昔から、友達作れなくて一人で寂しかったから………
でも、その話はまた今度にします。
今は、心配してくれていたお二人に笑顔で…、
兎癸「ありがとうございました。」
父上と兄上様は顔を見合わせて、
嘉夜、速兎「どう致しまして」ニコリ
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