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お久しぶりです。の
ご挨拶と共にチラ見せ？といいますか
新しい登場人物(仮)が誕生しましたので
更新出来ずにいたお詫びになるかわかりませんが…字が汚いので読まないで大丈夫です。あ、黒ブレザーはお初ですね。紺色と黒の2種あります。普通はあり得ないでしょうね…水色のワイシャツもあったんだった(失念)
総受け設定のはずなんですが、この先輩2人は付き合っておりますね。それだけじゃないんですが、主人公と絡ませた時にわかると思います。あ、ネクタイ無地にしちゃった…本来はストライプ柄です。
更新しろやオラオラーーーーーーって自分に言い聞かせてはいるんですが、すみません脳内に続きが浮かんでこなくてダメダメです。もう半年以上経過してますね、忘れた方は読み返してみましょう…(私も読み返しました)
少しですが、本編↓…書き出したら、なんだかいけそうな気がするのでまだ更新出来るかな…
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「和音くんだっけか？ほな、行こか」
「は、はい！浦瀬様…また…！」
『またね』
猿先輩は先に保健室に向かってくれるようで、そういうとこはちゃんとしてんな〜なんて眺めてた。こうして、風紀副委員長である宏先輩と新谷兄弟と別れ引き続き鬼ごっこに参加することとなった夕。果たして、逃げきれるのか＿＿＿
と思いその場を後にした。
同時刻、多くのチワワちゃんを引き連れて俺を探し回っていた会長が居たとかなんとかで、地響きが凄かったらしいが気づかなかったな。
「くそっ…夕はどこにいるッ」
「会長様ぁあああーーー！」
「待ってーーー僕を捕まえてーーー」
こんな感じになっているのは想像出来る。遭遇しなくて良かった良かった。今は草もなくなって、同じところに留まるのは大変危険なので
『また隠れるところを探さないとな…』
「それなら、いいところ知ってるよ」
『キェッ…』
移動しようと足を一本前に進めようとした時、囁き声が耳元を掠めた。ハッとして距離を取ろうとしたが、それよりも相手が早かった。にしてもセクシーボイスだったので、変な声出た。
背後からぎゅっと抱き締められて、初動が出来なかったがこの嫌な予感は
「油断しすぎじゃなぁい…？簡単に捕まえちゃった〜…気を付けてって言ったのにさあ」
『それって自分自身のことだったんかい…涼音先輩』
俺を抱き締めながら顔を覗き込んできたのはスーちゃんこと涼音先輩で、満面の笑みでご機嫌みたい。油断しまくったわ、一生の不覚…
「キェッってウケる…色気なぁーい」
『うっせ、です。離してくださーい』
「やぁだ」
『ええ…なにそれ、可愛い…けど、絆されんぞ！ほら、ほーら！離せ〜〜〜〜』
頬擦りしながらムフフ〜お断り〜って言ってんじゃないよ。一応先輩だからここでワンパンするのもなあ…誰かに見られたら失格になりそうだし。ここは穏便に
『ね、お願いスーちゃん』
「……う…………反則じゃ、ん」
『隙アリ…！！！』
「あ、あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
首を傾けて、手と手を合わせてお願いポーズをして縋るような目で攻撃！相手からは上目遣いになるため、涼音先輩に効果抜群！！一瞬フリーズして、力が緩んだ隙に腕の中から脱出！成功！！
「してやられたぁ…てか、俺以外にそれやっちゃダメだからね〜？」
『いや、涼音先輩にしか効かない気がするけどな』
「…それはないとおもうけど、変なとこ無自覚だなあ」
『ん？今なんか言いました？』
「な〜んも〜〜」
『あ、先輩と居ると目立つんで、さらば…』
この人かなり目立つ、いや生徒会だからってのもあるけど。オーラ的なもんがある、困る。そして、忘れてはならないが生徒会は全員鬼なのでピッとされる前に逃げねばならない。
「ね、捕まえていい？疲れちゃったでしょ〜？俺が捕まえたげる、ね…ダメ？」
『まさかの聞いてくるタイプ…さっき捕まったけども。いや普通に嫌だな〜景品狙ってるんだ、ガチで。だからさ見逃してね、じゃないとスーちゃんのこと恨んでしまうよ。祟ってやるわ…』
じりじりと離れながらの夕と、それを追うようにじりじりと迫ってくる涼音。お互いに譲らぬ精神の元、その場に緊張が走る。甘く囁くように揺さぶりをかけてくるが、夕はお構いなし。目を極限まで開き、威嚇。
「え、コワァ……」
『涼音先輩は優しいもんなあ…ここで捕まえるなんて無情なことはしないよなあ…』
「ぐぬ……」
『1週間口聞かなくなっちゃうかもなあ』
「え、えっ、え………やだ」
小癪な手かもしれないが、背に腹は変えられぬ。引き顔からの、徐々に絶望というに相応しい表情になっていく涼音先輩に罪悪感はある。普通に可哀想だし、鬼ごっこにこんなやり取り間違ってる気はする。あわあわして焦ってる彼を見てたら可哀想より可愛いが先行し始めた。
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