いち

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「何で天使の羽がないんだ」 じっと見つめ合う気まずい沈黙を破るように、小さな声で僕は言葉を発する。 そんな僕をみて彼はくすっと笑った。 ぶはっその笑顔は爽やかすぎる かの有名な爽やか男子、風◯君じゃあるまいし… 「えっ、だって僕は天使じゃないからね」 「えっ天使じゃない、じゃあ何者なんだ」 あぁ天使じゃないなら、所詮神様って言うんだな。 この世界では神様は羽がはえないパターンか テンプレすぎる。 だてに詰まったこの知識なめんn 「だって僕は魔王だからね」 「ほえっ魔王?」 不意をつかれた衝撃。 魔王って黒髪ストレートで 紅眼でクールが王道なのに、 金髪のふんわりパーマで碧眼の優男とか ありえないよ、そんなの信じられない ここ神様の部屋じゃない感じなのですか えっじゃあじゃあ 只今、転生できないフラグ建設中 .
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