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「何で天使の羽がないんだ」
じっと見つめ合う気まずい沈黙を破るように、小さな声で僕は言葉を発する。
そんな僕をみて彼はくすっと笑った。
ぶはっその笑顔は爽やかすぎる
かの有名な爽やか男子、風◯君じゃあるまいし…
「えっ、だって僕は天使じゃないからね」
「えっ天使じゃない、じゃあ何者なんだ」
あぁ天使じゃないなら、所詮神様って言うんだな。
この世界では神様は羽がはえないパターンか
テンプレすぎる。
だてに詰まったこの知識なめんn
「だって僕は魔王だからね」
「ほえっ魔王?」
不意をつかれた衝撃。
魔王って黒髪ストレートで
紅眼でクールが王道なのに、
金髪のふんわりパーマで碧眼の優男とか
ありえないよ、そんなの信じられない
ここ神様の部屋じゃない感じなのですか
えっじゃあじゃあ
只今、転生できないフラグ建設中
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