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朝6時になり、バックルームに入るとすぐに、携帯を見た
今まで何年も、何百日もバイトをして来て、猫に何かあったのだろうか?と思った事は無かったような気がする
今までのは虫の知らせと言う事なのか
メールには、「マー君が死んでしまったから…、みんなで埋葬したいんだけど…」とあった
今日に限っては少し、覚悟と言うものがあった
それと同時に、自分から涙は流さないようにしようとも
何故なら、嗚咽しながら流す、それは、自分に酔っているだけの様に思う
自分に酔って流す涙は、酷く滑稽だ
そして、自分に流されないようにして、バイクで、家に向かう
今日はやけに寒い
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