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「やれやれ…終わったか?おい!終わったぞ!?」
源は暴風女に声をかけた。
「…ハハハハハ!!」
「(ネジ…吹っ飛んだかな?)」
多分、そうでしょう。
「あわわわわ!?ど、どうしましょ!?」
「ん?君は?」
「あ!九城 天祈です!!」
「山塚 源だ!それより…この子、止めない?」
「そうしたいんですが…」
「こういうのは…そりゃ!!」
バシッ!!
「ぎゃあ!?」
バタン!!
「こういう風に首筋に一発喝を入れる。首筋の丁度良いピンポイントで狙うのがコツ」
「(無理ですよ~…)」
私もそう思う。
「さ~てと…この子の名前は?」
「あ、水垂 颯綺さんです!」
「オーケー!水垂ね?しかし…どんな能力の持ち主なんだ?」
「〝嵐を司る程度の能力〟です。あと天気も変えれるようで」
「チートだな~…俺は〝物事等を習得する程度の能力〟だ。色々知らないこともあるだろう。てか九城さん?いくつかね?俺はメカニック三年目の21歳だぜ!!」
「マジですか?」
「まあ15歳で自動車整備士養成専門学校入って、二級自動車整備士の取得課程二年と研究科で二級二輪自動車整備士の取得課程一年取って卒業した」
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