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plug:no and sorrow
闇の中に灯りが映えて街が賑やかになる頃―。
私も闇の中に紛れ、俯いたまま街を彷徨っていた。
行く先もなく、居場所すらないこんな場所で。
でも、私は確かに息をしながら此処にいて
そして、終わりない悲しみが私を打ちつけるように雨が私を殴る。
一見、煌びやかに見える街並みもどこか物悲しげに見えた。
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