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「「うわぁ…………!」」
その部屋へと足を踏み入れた、鈴奈と志狼の口から同時に、驚嘆の呟きが零れた。
スターガードナーによって地下へと案内された2人は、道なりに進むよう言われた後、彼と別れて言葉通りに歩を進めていた先にあった部屋が、ここである。
おそらくはホールの一種なのだろうが、そこはまさしくパーティ会場のように飾り付けられた豪華な舞台に仕上がっていた。
(え、何ここ、ちょっとわたし凄い場違い感がっ…!?)
(どう考えても一介の高校生を招くような場所じゃねぇだろオイ…!!)
内心でそれぞれ冷や汗を掻きつつも、そこへ行けと言われた以上、勝手に他所へと移る訳にもいかず。
結果2人は、出入り口から足を踏み入れたその姿勢のまま、呆然とその場に立ち竦むこととなったのである。
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