第四章 襲撃

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『調子に乗るなって……』  横っ飛びで回避したその一撃が、コンクリートの地面を叩くよりも早く。 『言ってんだろうがッ!!』  展開した右足側面のホルスターから引き抜いた、一丁のビームガンを引き抜くと、瞬時に照準を合わせて発砲した。  大気を裂いて直進する純白の閃光は、海面から覗き込んでいた頭部(と思わしき丸いところ)の丁度中心部に直撃する。  が。
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