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例年通り20番台かとかぶつくさ考えながら、3階の1年5組へと重たく足を運ぶ。
ドアの手前に立ち止まってしまった。正直ここにきてクラスに入るのが怖くなって来た。
いかんいかん、と頭の中で頭を右往左往しながら忌まわしい思い出を必死にかきけす。
が、現実でも頭を振り回していたことに気が付かず何か柔らかいような物にダイレクトアタック!してしまっていた。
「いってー!」
その声が私を現実世界へと引き戻した。そしてそれが、彼とのファーストコンタクトだった―
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