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「大概に欲張りだな。大丈夫全部あげます。新しい世界は魔法あり。
魔力はあげますが、錬金術やゲームの武器関係は魔力じゃなくて能力にしてあげよう。なぜなら、向こうの魔法では説明出来ないから。
魔法属性は全部あげます。新しい力は、自分で解析してね。それじゃ頑張っておいでね。」
目の前が霞んで来た
「それから、僕がうっかり接触させちゃったから…ごめんね～」
フェードアウトしながら、「やっぱりお前のせいかー！このタイミングで言うなー！」
っと、叫んだのは覚えている。
……さて、回想終わり。とりあえず、前向きに前向きに…それが我が家の家訓だ。考え方は前向きだが、俺の理想は、自宅警備員。
前向きに理想に向かって、チートな能力を使いたい。それでは、まずは、今いるところの検索。
ここは、四大大陸の北の国オーランドの中のボラリス草原。肥沃な牧草地帯。大小の村や町が、街道沿いに点在している。
文明は、中世ヨーロッパぐらいかな？王公貴族がいる時代。でも、魔法文化があるから、もう少し違う感じかな？
さて、能力の方はどうかな？
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