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クローはウルフと、山を走って帰るそうだ。
『オレのお気に入り、おしえる!』
『わかった。案内してくれ。』
獣道へガサガサと分け入っていく。これから白いウルフが、ゲインの側に居るのかと思うと…
「ゲインのイケメン度が上がってしまうじゃないか!」
なんてこったい!
ただでさえゲインがイケメンって、周知の事実なのに!
地面をバンバン叩きながら
「くそぅー?イケメン撲滅委員会はこの世界にいないのか~。」
まぁ撲滅委員会がいたら、それはそれで何だけどね。
トラウトの俺の洞穴に戻り、結界にウルフも登録する。クローはよっぽど楽しかったらしく、
『アッキ、たのしみ!
ウルフ、つえぇー!』
反対にウルフは、疲れた顔をしていた。
ごくろーさん。
ウルフに食料倉庫を案内して、いつもクローが寝る寝床の横に、ウルフの分もつくる。
久しぶりに露天風呂を堪能して、さぁ!宴会だぁ!
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