おまけの話

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「お疲れっした!」 「おぅ!」 ゲインと俺は麦酒をぐっと煽る。 「気をつけて行ってこいよ。」 「わかってる。何があるかわかんないから、色々準備しとくよ。」 と、言ってもボックスの中身チェックだけだけどね。薬草は割りに揃ってるから、なんとかなるか? 「ウルフは、向こうから来たんだよな?あっちはどんな感じ?結構危ないんだよな…強い魔獣わんさかいるのかなぁ?」 座椅子に座る俺達の横で、クローは骨付き肉をなめてる。マタタビの枝もかじってるから、クローもほろ酔い気分? ウルフは雑食だから、肉を出して…あとは俺達のつまみを食ってる。大丈夫かな?腹こわさねぇ? …ちょっと待て、ゲインが出した果実酒をなめてるぞ? 『ん?向こうか?』 目がトロンとなってる。酔っ払っちゃってるウルフ。クローをチラッと見る。 『大丈夫じゃないか?』 ため息…。ホント何があった? 『楽しんでくればいいさ。』 ウルフが笑うように言う。 「土産は酒がいいかな?うまいやつ。」 意外にウルフも酒が飲め?舐め?て、酒盛りは朝方まで続く。 そうして俺達はバグさんの店に行き、新大陸に向かったのだ! 「ふぁあぁぁ~。眠い~。」 『アッキ、のみすぎ。』 古の大陸編に続く…。
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