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多分、気付いてはいけなかった真実。
知らないほうが幸せだったはずのこと。
こうなってしまった以上、僕にはそれを伝える義務があり、責任があるけれど。
本当は分かってるんだと思う。
それ自体に意味はない、単なる悪あがきと同じなんだ。
誰に向けるでもなく、それでも誰かに届けと祈り願う一方通行な言葉。
そんなものはメッセージとは程遠い、取り繕った自己満足だから。
ああ、つまり、そういうわけで。
この話の皮切りとしては、こういう綴りはどうだろうかと思うんだ。
「これは全て、あなたに送る独り言です。」
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