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「ピロリロリーン。…『リンダ』ガ新シク仲間ニナッタ…」
「いつの時代のRPGだよ!」
「悠路は『リンダ』をマサキのパソコンに送った。」
「おい!それ、いざ捕まえたけど、良く考えたらいらねーポ○モンの成れの果てと一緒じゃねーか!!」
しかし、良く考えたら家出をして仲間を捕まえて、マサラタウンにサヨナラバイバイしたものの…どこに行けばいいんだ?
「なぁリンダ…家出って何処に行くんだ?!」
「知らねーよっ!ハカセにでも聞けよ!!」
「おいおい、お前!2次元と現実の区別もつかないのか?!
お前には残念な知らせかもしれないが…オオキド博士は…本当はいないんだよ…」
「お前本当ぶん殴るぞ!ノリに乗ってやっただけだろうが!!」
なんだコイツ…うるさいな。
そんなに家出が楽しみなのか?
まったく…これだから素人は嫌いなんだよ。
もう少し静かになれないかなー…ん?…静か?…静か、か。
「そうだ、島に行こう!島に!…確かほら、ここからなん県がまたいだ所に人口数十人の島があるじゃん!そこ行こうぜ!」
俺も最近テレビでたまたま特集されているのを見ただけだが、その島には自然が多くとてものどかな島らしい…。
そして何より静かで、いわゆる癒しスポットらしい。
「自転車でか?!
無理無理!絶対無理!行けるわけない!だいたい何日かかんだよ!
俺は絶対行かねーからな!」
「なんで最初からやってもないのに絶対無理なんて決めつけるんだよ!やってみないと解んねーだろ!」
「無理なもんは無理だ!」
なんだコイツ…頑固気取りか?
「よし!…じゃあ解ったこうしよう。
無理かどうか確かめるためにとりあえず行こう!」
「……。納得しかけたけど、それ結局俺が損してるじゃねーか!!」
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