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6「こんにちは、5000語の翻訳して欲しい書類があるんですが、その中には商標の単語や繰り返しがたくさんあります。こういった語がある翻訳に対してはお金を出したくありません」  問題ありません。そういった語を訳の中に入れないようにしましょう。あなたには引き渡しの後でその事について文書に付け加えて下さるだけで十分でしょうから。  もっとまじめに言うと、テキストというものは統一された全体であり、ある単語が何度も現れるからと言って訳者にそれを数えないよう頼むことは正しくもないし現実的でもないのです。  私はいつも、文章の全体を形作ると思われるそれらの語をいつもタイプしなければなりません。それに加えて、canという語が文章の中に何度も出てくることがあり得ますが、それでよいのです。  何故なら私はテキストを、文章で最初に出て来たものは残りの部分では同じ意味で訳さないようにする、というやり方で翻訳したからです。
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