第一章友の思惟 学校門を潜るとちらほらと粉雪が舞い降りていた

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久し振りの友の顔が、独り、独り浮かぶ。学年245名、転校生、15名、教職員含めて… だけど、今日の出席は、精々、合わせて、3分の1であろうか。 やはり、真っ先に頭に浮かぶのは、初恋の君! あれから、好きになった女性がいなかったと言ったってむしろ、嘘としか、他人は、取らない。只残念な事には、君以上の人がいなかったと言う事実だ。 いゃあ、正確に書こう。見つけられなかった。わざと、そうしたのかも知れない。それは、何故かと言うと、本当に分からないのだ?
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