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意外にも横山さんと同じ帰り道だったため、一緒に帰ることができた。
「横山さんって彼女いないんですか?」
「中学の時にいたけど、今は全然おらんよ~。」
とりあえず大事な情報を手にすることができた。
二人はそのままア○○ラムに乗り、学校のこと、クラブのことなんかを話していた。
横山さんは下安で降りた。
「じゃあまた明日!」
「またね~」
その日はテンションが異常に高かった。連絡先も知ったし、一緒に帰ったりと。すべてがテンションをあけずにはいられなかったのだ。
(明日からどんどん距離を縮めてやる!)
そう心に誓い、家に帰った。
これから先にどんな結果が待っているかなんか誰にもわかりっこない。
ただ、その先にあって欲しいと思うものを手に入れるために、今は努力するのだ。横山さんとうまくいかないかもしれない。
ただ、俺は後悔したくない。
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