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なぜ他に生徒がいるかというと、最近では珍しいが俺が行く高校は入学式は各学年50人が参加して、残りの生徒は教室で待機だった。
「かわいい子はいないかなぁ…?」
俺はふと周りにいる女子に目を向けた。
「なかなかいないな…。とりあえず学校に行こう。」
そんなこんなで、俺は駅から学校に続く桜並木の道を歩いた。
学校に着くと、たくさんの保護者並びに生徒、先生がいた。新入生は一度ピロティに集まるらしく、俺はそこに向かった。
そして新高校入学者の所に行って驚いた。
なんと高校から入ってくるのは俺だけらしい。
「そんなのありかよ…。いや待て。注目されるのが俺一人だけだから別にいいんじゃないか!」
そういう風に納得して、俺は入学式の開始までを一人で待っていた…。
「それにしても新中一は多いな…。ざっと数えて300人はいるな。やっぱりこの学校はすごい!」
その後も続々と新中一が集まった。
そして8時30分くらいになると先生の先導により体育館に向かった。
そんでもって俺は一人な訳で新しい先生と二人で話しながら行った。
先生は明るくていい雰囲気だったのですぐに仲良くなれた。
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