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「上田・・・・」
中丸の腕が、まわって。
耳元で、囁かれる。
耳朶噛まれてTシャツの下から手を突っ込まれてまさぐられる。
随分と手慣れてるなぁ。なんて、他人事のように思った。
「・・・っ・・・・はぁ・・・」
「・・・・・感じる?」
いつものヘタレっぷりが嘘じゃないかと思うくらい意地が悪い。
まさぐってる手を止めようと掴めば、耳の中に舌を差し込まれた。
「・・んんぅ・・・・や・」
聴覚から犯されていってるんじゃないかと思う。
中丸の歴代の彼女たちは、よく別れられたな。って思う。
オレだったら、こんなセックス知ったら離れられない。
まだ、体を繋げたわけじゃないのに、こんなにメロメロになるとは思わなかった。
「・・・上田・・・・気持ちいい?」
「・・・・・・・ん」
従順に頷くことしかできなかった。
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